今回は、妊娠して一番不安な『お金』のこと。
複雑だし言葉も似ていて、つわりの時期は書類を見ることも億劫になりますよね。
それでも、金銭面で不安があれば、調べなくちゃいけない。
また、申請の締め切りを過ぎてしまうのも怖いですよね。
今回はその出産時にもらえるお金や申請についての不安を解消して、
ゆったりした素敵なマタニティライフを送ってもらえるような内容ににしました!
自分レポですが、まとめて解説いたします(きっとおおざっぱに…)
出産後の申請一覧
体力も気力も底をついて、
ただ赤ちゃんとの新しい生活に慣れなければいけない。
そんな期間に難しいことは考えきれないので、
出産後、申請しなければいけない書類の一覧を書いておきます!
- 【会社】出産手当金請求書(※医師の署名アリ)
- 【会社又は保険組合】出産育児一時金請求書 (※絶対ではないですが、主に出産費用のフォロー42万です。産院直接支払制度の方は不要)
- 【会社又はハローワーク】育児休業給付金支給申請
- 【会社又はハローワーク】育児休業給付金受給資格確認票 (※金融機関の押印が必要なので大手メインバンクがおすすめ。基本はどの支店でも押してもらえるはずです。)
- 【基本は会社】雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書
- 【会社】子供の保険証(生まれたらすぐに提出できるといいです!!)
- 【市役所】出生届(産院が記入したものをくれるので、残りを親が記入し、市役所に提出)
- 【市役所】乳児医療費助成金
- 【市役所】児童手当
この9つの申請があるんだ!!と知っておくだけでも、心の負担は違うかと思います。
イエローが出産時にもらえるお金の申請。
ピンクが育休についての申請。
ブルーは子供の生きるための申請です。
以下では詳しく解説していきます!
出産時にもらえるお金
出産手当金とは、
会社から産前・産後休暇を取得できても、これは企業からしたら無給の休暇。
企業が入っている保険組合が、
全額ではないけど一部、産前(42日)と産後(56日)給料保障するね~
というお金のことです。
産休日の計算は出産予定日から計算されます!
産休・育休日の計算はこちら
金額としては
12ヶ月の平均額面を30日で割り、1日当たりの給料を算出。その2/3を日数分支給。
平均額面は残業代や交通費も含まれます。
出産手当金の計算(育児休業っ給付金も)はこちら
ここで…
実は出産予定日を超過すると42日に出産までの超過分がプラスされ、
産後の56日は出産の後にしっかり付きます。
つまり、予定日超過はややお得!(ただ、臨月は苦しいので早く生みたいですが!)
逆に予定日より前に生まれてしまうと、産後の56日は保障されますますが、
産前の42日分は削られてしまいます。
出産育児一時金とは、
基本的に保険証を出しておけば、直接支払制度のおかげで
出産費用から自動的に42万を引いて、
退院時に出産費用の残りを請求という形になるかと思います。
ちなみに、出産費42万以下の場合、残金は…もらえます!笑
『本人・家族出産育児一時金等内払金支払依頼書』と
『直接支払制度合意文書』、『出産費用明細』を保険組合に提出してください。
両方、遅くとも出産から2年以内が申請期日です。
育休についての申請
育児休業給付金申請書類
ハローワークに提出する人や、会社経由で提出する人
さまざまだとは思いますが、
・育児休業給付金支給申請書
・育児休業給付金受給資格確認票(育休期間と受取口座の確認書)
この2つはハローワークから交付される書類です。
・雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書
こちらは人事部に記入してもらう内容が主な書類です。
私の場合は3枚とも人事部から届き、記入し人事部に送り返しました。
ただ、妹はハローワークに行き、書類をもらって
ハローワークの方に直接聞きながら記入したそうです。
プラスして必要な書類としましては
・母子手帳の出生届出済証明があるページのコピー
・受給資格確認票に金融機関確認印を押印してもらう
(UFJは口座開設ではない支店に行っても5分ほどで押してもらえました!)
育児休業給付金の計算方法
育児休業の給付期間は、産後56日が終了した、産後57日~お子さんの1歳になる前日までです。
(保育園に落ちて入園できなかった場合は最長2歳の前日まで可能)
また、育児休業開始日~180日までは67%が支払われます。
(お子さんが約8か月手前くらいの時期ですね!)
181日以降はお給料の50%となります。
こちらも、残業代や交通費を含めた12ヶ月の平均のお給料、となります。
出生届と医療系
申請の流れ
①生まれてすぐ (出産翌日、旦那さんに申請してもらうのがいいです!) | 【会社】保険組合に保険証の申請 |
②入院中 | 【市役所】出生届の記入! (入院中に産院からもらえます) |
③退院後、そのまま市役所へ | 出生届は出生後14日以内に 申請しなければいけませんので出生届をもって、申請! その後、その足で子育て課へ。 乳児医療証の発行をしてもらいます。 |
④続けて申請。。。 | そのまま、児童手当の申請もしてもいました。 (振込口座の通帳を持っていく!) |
この流れで申請しておくといいかと思います。
なぜかというと、生まれたばかりの赤ちゃんが保険証なしに病院にかかると
10割負担です!!!
後で返してもらえますが、その申請がかなりめんどくさかったです。
あちこちに電話を掛けたり、
生まれたばかりの赤ちゃんを抱えて何度も市役所に行ったり来たり…
ぜひ、命に係わることでもあるので、迅速かつ効率的に申請しちゃいましょう!!
まとめ
今回は
妊娠期にあらゆる見たこともない不可解な書類とにらめっこしたり、
申請やお金に不安になる前に
ざっくり予備知識を得て、ゆったりしたマタニティライフを送ってもらえるよう
3カテゴリーに分けた、9つの申請書類についてまとめました!
参考になると嬉しいです!
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